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美と醜のあいだ

温泉での人間観察が趣味の、悪趣味な美頓です、こんばんは。
女と言うのは残酷な生き物で、ある程度年齢を経ると異性よりも同性に目がいってしまいます。勿論、好意的な意味の視線ではなく。
わたしも例に漏れず、同性の立ち居振る舞いにはとても厳しい(意地悪な)目線で追ってしまうわけです。
今夜は鹿児島市内の西郷洞窟近く「C」という行きつけの温泉へ。
ここはシャワーの後ろに浴槽があり、浴槽に浸かっているとシャワーを使っている人々の無防備な後姿が見える作りになっています。
わたしはのんびり浸かる派なので、簡単に全身を洗って浴槽に顎を乗せてぷかぷかと浮いておりました。
いるいる、今夜は面白そうな観察対象が。
豚おばはんの3人連れ。
後ろから見ると、「千と千尋の神隠し」冒頭の、屋台で豚になった両親が食物を食い荒らす姿に酷似しています。
全員、櫛が必要ないくらいの短髪に刈り込んでいたのですが、一人はビートきよし似(髪型:北島三郎)、一人は豊臣秀吉似(髪型:鳳啓介)、一人はサザエさんに出てくるアナゴさん(髪型:和田勉)という、ルックスだけで充分抜群のセンス(お笑いの)を感じるトリオ。

この三人、少なくともわたし達がいた約1時間半の間のほぼ一時間程度をシャワーの前で過しており、一体何をしにやってきたのか甚だ疑問でありました。

ぶたおばはんレシピ
~その1~
全身の洗浄は大股開きで。
もう、普通の人は努力してもそんなに開きませんから。分度器がなかったので目分量で申し訳ないのですが、160度(推定)は開いていたように思います。中腰で股間を洗っている姿なぞ、豚というよりも象(要調教師)で圧巻の眺めでございました。

~その2~
飛沫は最低2メートル。
歯を磨くにしろ、顔面を洗うにしろ、何かにつけて非常にアクロバティック。
半径2メートル以上にわたる飛沫。
これらが多少でも眼球・口内等の粘膜、または傷口に触れるとエアロゾルによる感染症を引き起こします(警戒レベル4)。

~その3~
ナイロンタオルなぞ甘い。軽石で研磨が熟女流。
最も驚愕したポイント。
この豚おばはんトリオ、互いにこれでもかと毛づくろいをし合っていたのですが、なんと使用している道具は軽石。普通は出血モノです。あのレベルになると、厚顔を通り越して全身の皮膚が硬化して鎧状になるようです。

~その4~
健康・美容グッズには人一倍関心アリ。
足ツボマッサージ盤、美容ローラー、ヘアケア類も籠から溢れ返っています。
浴室内に反響するほど大きな声での話題も「これが健康(美容)に良い」という情報交換若しくは、病気自慢。
取り敢えず、彼女達程「無駄なあがき」という言葉が相応しい種族をわたしは知りません。
勿論、2リットル入りペットボトル(一人最低二本所持)は温泉水の無断持ち帰りのため、パンパンに膨れています。

面白かったので、前述のとおり顔だけ浴槽に乗せて浮きながら夢中になって観察していたら、一時間近く経過していたらしく危うくのぼせかけました。

けれどトリオのお陰で、女性の美しさとはやはり「立ち居振る舞いや所作動作から匂いたつものである」と確信致しました。
いくら年齢を重ねても、外観―決して痩せているというわけではなくても―を保っている方というのはそれだけで知性や気品が伺えますが、逆の場合はどんなに健康グッズや装飾品で誤魔化したところで「漂うルーズ感、生活臭」は拭えません。
二十歳前後でも、腰が前に出ている人(猫背)は下腹部が出ているし、猫背のままある程度の歳をとっている人は30代(推定)でも既に乳の位置が下がっています。
洋服や装飾品で誤魔化せない裸の空間、だからこそ「美しさとは何ぞや」と真剣に考えてしまう時間が、わたしにとっての「温泉」・・・人の振り見て我が振りなおせ、とはよく言ったものです。恥じらいのない人間の、なんと醜いこと。

なんて「人間は中身」的なことを言いながら、またもやジャージ素材のミリタリー調秋モノワンピ&ラウンドトゥのパンプスを購入してしまった物欲まみれの美の求道者(愚道者)でした。あーーーー節約しなくちゃ。あのイケメソ店員は鬼門だわ(しかも店長はわたしより年下!!)。

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コメント

うーん・・・。
女風呂・・・。
ほのかな、甘いささやきだった幻想が、今音を立てて崩れる思いがする・・・。
そんな地獄のような阿鼻叫喚の世界だったとは・・・。
今度から、温泉の”女”の暖簾を見ると、向こうの世界は、おどろおどろしい光景が広がっているのだと手をあわせてしまいそうです・・・。
南無阿弥陀仏・・・。

投稿: ダポー | 2006年8月25日 (金) 08時53分

美頓様の鬼の鋭い目で、ぜひ男湯の悲惨な状況も見てもらいたいものだと思います。老残の男どもに対して失望というより絶望のあまり、きっと早実の斎藤投手のような若いつばめに走ることになるかそれとも生涯孤高に生きることさえも人生の選択肢に考えることになるでありましょう。


イケメンが逞しい肉体をさらけ出しているのを鵜の目鷹の目で探してみてもそういうのはまったく見当たらず、貧相な老人が煮干状態になって出汁をとられているか、大黒天のごとく肥え太った中年が雪庇のごとくせりだした腹部の下のほとんど見えない一物にようやく手を届かせて洗っているかを見るのが関の山でありましょう。


まあ、異性が見ていないからこそ慎みのない振る舞いに及ぶのであろうとは思いますが、美頓様のレポートを拝読する限り女湯も男湯も同じなのかなと思いました。
それにつけても、秘するが花という言葉もございます。あまりに互いの真実を知りすぎるのもこわいものだと思いました。異性への憧憬とか美しき誤解が「ぶちこわし」になっちゃいますもの…。

投稿: おーにし | 2006年8月25日 (金) 11時15分

この前鹿児島行った時、「C」行ってきたよ~♪、あとコムラサキだとか、朝市だとか、山形屋?後ろの焼き芋だとか、桜島だとか…美頓に連れて行ってもらったところを、さも「わが庭」のように連れてまわったぜ。

最近、大阪でも温泉に入れるところが増えてきてるけれど、たまにスゴイおばさんがいるねぇ。荷物も何もおいてないのに、「さっきまで自分が使ってた」というだけで、人をどかそうとする若い姉ちゃんだとか、後ろの人お構いなしにシャワーをガンガンぶっかけてくるオバちゃん。

あと、一度押したら一定時間流れて切れるタイプのシャワーのボタンを、足で押しっぱなにしてる姉ちゃん、オバちゃん。
また全開っすよ!!!

ついでに不思議なのが、田舎に行くほどに、オバちゃんお嫁さん共々にブタ系。あれは何故だ???

投稿: ELM | 2006年8月25日 (金) 12時01分

ダポー
取り敢えず、養豚場に近い感じです。
最近は豚おばはんがおっぴろげでヨガ等に取り組んでいる惨状を目にします。もっと、真剣に取り組むべきことがあるのではと考えてしまうわたしは損な性分でしょうか。

おーにしさま
確かに、全てを知ることが良いことではないのでしょうね。「人間の体ってあんなに膨れるのか」と人体の神秘すら感じます。
実を言うとわたくし、男湯経験アリ(しかも成人してから)です。祖父を大きなお風呂に入れてあげたくて、許可を取って男湯で介助しました。モジモジしているオジサマ方が何だか可愛らしかったです。
この例のようにたまには、女湯に男性が入って来れば恥じらいも生まれるやも知れませんね。

ELM
次の来鹿の際は是非旨い物めぐりでもしよう♪
①田舎に行くと、食う以外の楽しみが少ない
②知人ばかりでランデヴーを楽しむにはリスクが高すぎる為既婚者の自分磨きがストップ
③身近にTVや雑誌でも美女に触れる機会があれば刺激を受けるが、メディアに触れる機会がない。あっても意に介さない。
④太っている方がもてる(文化の違い)。
⑤嫁姑の牽制の結果。ex.「アンタ自分だけ痩せようとしているんじゃないでしょうね」「ちょっと由美子さん、コレ美味しいわよぉ~」

という要因を考えてみたけれど、個人的に②を支持。

投稿: 美頓 | 2006年8月25日 (金) 17時32分

>たまには、女湯に男性が入って来れば恥じらいも生まれるやも知れませんね。
個人的には大賛成なのですが、まだ社会的にはまったく認容されていませんな。ビーチではみな全裸寸前で戯れているというのに…。

次世代を担う美頓様のごときうら若き乙女が鹿児島の温泉場から新しきムーブメントを起こしてくれればこれに勝る喜びはありませんが、一方で美頓基準に到達しないと温泉に入らせてもらえなくなるかも…。

投稿: おーにし | 2006年8月25日 (金) 18時21分

確かに銭湯や温泉に行くと反面教師がいっぱいだよね。行くたんびに見る、「そのお歳で妊娠ですか?」と思わせる下腹部や恥じらいのない女性のない姿など、ああはなりたくないと毎回思う。
学ぶことが多々ある場所だよね。
美頓のいう女性の美しさ「立ち居振る舞いや所作動作から匂いたつものである」には同感です。そんな女性になりたいものね。

投稿: なおこっぷ | 2006年8月25日 (金) 19時54分

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